売上は月300万円以上を安定して達成し、顧客単価も大きく上がりました。
自分に「経営の土台」がないと気づいた瞬間、迷わず入学を決めました。
私はもともと、技術者ではなく経営者としてサロンを立ち上げました。施術はすべてスタッフに任せ、自分は現場には一切入らず、主に集客や運営を担う形でスタート。ありがたいことに売上は順調に伸び、「サロン経営うまくいってるね」と言われることも多くありました。
しかしある日、3人のスタッフが同時に退職。突然、現場もお客様対応もすべて自分一人で担うことになり、初めて「自分には技術も知識も、サロンの“土台”もなかった」と痛感しました。
なんとなく勢いでここまでやってきたけれど、根拠や仕組みがない。人を育てようにも、自分に教えられるだけの視点や知識が足りない。ようやくそこで、“経営の基礎”を学ぶ必要性に気づき、このアカデミーへの入学を決意しました。
受講が始まってからは、まるで目の前の霧が晴れるような感覚の連続でした。サロンの価値の設計、結果の出るコースの組み立て方、ビジョンの言語化、スタッフ教育の仕組みづくりなど、どれも腑に落ちる学びばかりで、経営者としての在り方が大きく変わりました。
中でも印象的だったのは、「再現性」の視点です。これまで属人的にやっていたことに、型や仕組みを持たせることで、誰か一人に頼るのではなく、チームで価値を届けられるサロンへと育てていける。その手応えを実感しています。
実際、学んだことを自サロンに取り入れてからは、売上は月300万円以上を安定して達成し、顧客単価も大きく上がりました。以前は感覚的にメニューを組み立てていましたが、今では“お客様に本当に必要な価値”を届けられる設計になったことで、価格にも納得していただけるようになりました。
今は、「とりあえず経営している」状態から、「育て、仕組み、届けていく」サロンへと進化の途中。あのとき、一歩踏み出して本当に良かったと心から思っています。